• 【委託】やめる(ZINE)
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【委託】やめる(ZINE)

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「やめる」をテーマにしたエッセイ、イラスト、詩、短歌、漫画、写真…さまざまなスタイルで紡がれるオリジナル作品集。

参加者:グルパリ、松井文、オオヤヨシツグ、岡沢じゅん、影山真奈、高橋朝、金澤匡(ブリキの時計)、宮岡永樹、中村裕美、ささきなそ、isoroku、寺田和男、湯澤ひかり
企画・編集・デザイン:湯澤ひかり

B6判132ページ
カラー・モノクロ印刷
発行所 工房くろめ

▼店主レコメンド
途中でやめてしまうことや諦めてしまうことは恥ずかしいことだと教えられてきた世代。大して好きでもなかったけど、ほんの少し上手にできて、それをただ続けているだけで、周りの大人は「幸司くんはえらいね〜」と褒めてくれる確率が高いことを子供ながらに知っていた。大泣きしてようやく買ってもらったはずの玩具に、自分でも驚く程早い段階で飽きてしまい、すぐに投げ出してしまうことも少なくなかった。そのたびに「忍耐力がない」「男らしくない」「女の子みたいだ」「飽き性だ」という子供にはピンとこないけど察せる意地悪なワードが耳に入ってくることが多かったからだ。心を無にして続けていくと、やがて心身のバランスがバグり始め、いつしか苦痛を通り越して期待している大人の為に頑張るようになっていく。将来の夢を聞かれてプロ野球選手と答えるのがベター。誰も首を傾げることなく「いっぱい食って頑張れよ!」と僕の小さい頭は行く先々でこねくり回された。やめたい、そう思ったことが確かにあったのに。

ただ、続けてみるとそこでしか得られない景色というものが確かに存在した。心が疲れているときに限ってなぜか電話をかけてきてくれる友達ができたことも特別に大きい。やめてよかったと(今)思えることは、やっぱり続けてきたおかげなのか。声高らかにやめる!と宣言してまたすぐに始めちゃったりもする。ささやかなやめるも、大きなやめるも、恥ずかしくてやめたことも、全部引き連れて今があると思うとやめたことが急に誇らしくなったりもする。今見ている景色は何かを諦めたりやめたことでしか見ることができなかった。誰かの"やめる"が自分をそっと肯定してくれることもある。このZINEにはそんな力があると思う。

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